kreticent’s blog

生きるのが下手な男の手記。

宙旅の幕引き

 部屋も冷え込む水曜日。

 先日から本当に冷え込んでいますよね。換気扇を回すと窓から冷気がガンガン迫ってきます。

 シャワーは早めに済まさないと凍えるかカビが増殖するかの2択になっちゃいます。

 

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 今日も普通の平日でしたが、ちょこちょこ進めていたグノーシアが今日エンディングまでたどり着けました。思ったよりは早かったかな。

 やっぱり良いゲームだなぁって。改めてそう思いましたね。

 

 動画で大体テキストは把握していたのでサクサク読み飛ばしながら進めていたら思ったよりも進行が早くて、詰まっていた特記事項が開いてからはもう雪崩のように駆け抜けちゃいました。

 というよりは、いつの間にか特記事項も大体開いちゃっていたんですよね。メインイベントの進行条件になるヤツだけがピンポイントで詰まっていたようです。

 

 特記事項が全部開いてからの展開については全く情報を入れないようにしておりましたので、そこからは初見特有のワクワク感と共に楽しむことが出来ました。まぁ、ほぼエンディングだけでしたが…。笑

 でも、やっぱりここは情報入れないでおいて大正解だったなって思いました。最終到達点にたどり着くためにどうしたらいいかっていうのを悩んで、たどり着けたときの気持ちよさがね。ちょっとゾクッと繰る感じ、いいよね。

 少しかかってしまいましたが、1時間ほど試行錯誤してどうにか自力でカーテンコールまでたどり着くことが出来ました。その過程もなかなか良いものだったな。

 

 それと共に、ああ終わっちゃうんだなぁ、っていうちょっとした寂しさみたいなものもありましたね。この感覚も久々だったような気がします。

 グノーシアというゲーム、実際に自分で遊んでみると本当に登場人物たちがそこで生きているような感覚を得られるんですよね。それぞれに個性があって、回を重ねるごとにその人のこと(議論の動かし方とか)が分かってくる感じがとてもリアルで。

 だからなのか分かりませんけれど、本当のお別れのような寂しさがあったように思います。物語的にも最後にそういう話がありましたし…。

 

 そういう所も含めて、評価されているのも納得だなぁという印象でした。

 そしてエンディングも純粋に良かったですね。キャラクターの背景なんかは大体推察できていた通りだったのですが、エンディングの展開自体は予想していたものとは全然違っていて、あ、こういう持って行き方もあるんだ…って感心してしまいました。

 なんか本当に、個人的には何の文句も出てこないというか…。非の打ちどころが今時点では全く見つけられていないですね。とても良かったです。やってよかった。

 

 なんかこう私にとっては、楽しみが一つ無くなっちゃったという寂しさを久々に感じられる、そんな良いゲームでした。

エンディング後の世界も見てみたくなる、そんな宙旅

 

 それと共に、今ある楽しさもすべてが永遠じゃないんだよな…っていう事を再認識する機会を得られましたね。これからの人生まだまだ時間がありますし、楽しみをすべて消化しきってしまう…だなんていう未来もきっとあり得ることでしょう。

 そんなこと常に考える必要はないでしょうけれど、でもそんなことも頭の片隅には置いておかないとなって思わされた一日でした。

 

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 なんかこう、本当はもっと書きたいんだけどネタバレ書き殴るのもなぁ…っていう躊躇もあって複雑な感じになっちゃいました。

 面白いゲームってこういう所が難しいよね。人に勧めたくても喋れない感じ。

 ま、今日はこのくらいにしておいて、明日に備えて寝支度を整えましょうかね。