母でも怖い
今日はお休み月曜日。
まぁ代休なのでそんなにお得なものでもありませんが、おかげでのんびりと過ごせましたね。
明日も早いので、ササっと日記も済ませてしまいましょうか。
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これはただの昔話なのですが…
私の高校時代はケータイ用(死語)のホームページを作るのが流行っておりました。このことは確かいつか書いたことがありましたね。
で、私も高2の時になんか突然触ってみたくなって、フリーの専用サイトで簡単なものをササっと作り、日記を書いたり今でいうTwitterまがいのこと(※確かREALという呼称だった)をしておりました。
周りでは、一人じゃなく仲のいいお友達と運営して、他のとこと相互リンクを付けて~みたいなのが主流だったようですが、私は単純に作ってみたかっただけなので一人で作って、本当に気を許している数名にしか見せないような形にしていましたね。
そして当時はまだ今ほどネット環境が整っておらず、わが家も母がよく使っているノートPCが1台ある程度でした。パソコンを触りたい時は家族全員、そのノートPCを使っていたような感じですね。
私がパソコンを触ることはあんまり無くて、基本的にはガラケーのちっちゃい画面でカチカチと簡単なhtmlを打ち込んでホームページを少しずついじって遊んでおりました。
ある日、ふと「このケータイ用ホームページをパソコンで見たらどうなるのか」というのが気になって、親が留守にしている間にノートPCを借り、自作のホームページをいじることがありました。
詳しくは覚えておりませんが、実際に開いてみたり編集用のページを開いてガチャガチャやっていたりしたと思います。ただやることをやってその日は終えました。
その晩に「そういえば履歴を消していなかったな…」と気付きまして、万が一親に見られたら嫌だし、まぁ一応…と思いながら翌朝にこっそり早起きをして履歴を確認。
そして履歴を眺めると自分のホームページに関するものがずらっと並んでおりましたので、関連する履歴をせっせと全消去しました。
当時はまだ私自身もパソコンには詳しくなく、あまりよく確認もせずにとりあえず履歴を削除したような記憶があります。見られちゃったかな?…と少々不安には思いましたが、とりあえずの応急処置のようなものですね。
一応、ブックマークなどは残っていないことを確認してその日は終えました。
そのさらに翌日。履歴をちゃんと全部消したかどうかやっぱりちょっと不安になってきて、親のいないタイミングで再度ノートPCを開き、改めてブラウザの履歴を確認。
そして、そこに広がっていた光景は…
…えげつない量のweb検索履歴でした。
履歴欄の上から下までびっしり、スクロールバー付きで。
検索ワードは、前日時点で自分のホームページに書かれていたトップページの文言や日記のタイトルなどなど。私にとってはすぐに思い当たるものばかりでした。
正直、酷くゾッとしました。色んな気持ちがぐちゃぐちゃになってよく覚えていないけれど、とにかく嫌な気分だったのはハッキリと覚えています。ストーカーが発覚した時ってこんな感じなんだろうなと子供ながらに思いました。
一応ホームページの設定でweb検索には載らないよう設定しておりましたので、当然ながら見つけられなかったようです。それは分かっていたのですが、とにかく検索量がえげつなくてもう…。
さらに恐ろしいのが、ここまでその件について親と一切の会話が無かったことなのです。母の行動は全部黙ってやっていることでした。
最終的にそのやり取りを初めて母としたのは(恐らく諦めた後であろう)さらに数日後。というか、私がちゃんとその検索履歴ごと全部ぶっ飛ばしておいたので、そのことに向こうが気付いたから観念して触れてきたのかもしれませんね。
仮に私が全く気付かなければ、恐らくずっと黙って見ていたことでしょう。というか結局遠回しにしかやり取りが無くて直接白状してくることが無かったってのも今思うと気色悪いな…。笑
この文面ではあんまり伝わっていないかもしれませんが、コソコソやってる感じとか強い執着心とかが十分に感じられて当時本当に怖かったのです。
私はいい子じゃないので、その日以来、親への信頼は地の底まで落としました。
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誰にだって大抵、秘密の一つや二つくらいはありますし無暗に立ち入られたくないプライベートな領域というものが何かしらあるんじゃないかと思います。
そして、そこにずけずけと確認も無く立ち入ってくる行為というのは、実際にやられると本当に酷く不愉快なものです。(もしかしたら全くそんなこと感じないという方も世の中にはいらっしゃるのかもしれないけれど…)
また、その不愉快さに「実際にどういう目的での行為だったか?」なんてものは全く関係ありません。どんな理由であれ"不愉快だ"と感じるものだと思っています。
ですが、事実として世の中にはそういうことを平気な顔してやりやがる人間が一定数いらっしゃいます。あの時の私の母みたいに。
親だから純粋に子供のことを知りたいという気持ちもあったのかもしれませんが、それにしたってやり方は考えたほうが良い。私のように一瞬で信頼が地に落ちることもあるから。
親友とか家族とかどんなに近い間柄だったとしても、どこか配慮すべきところってものはあるんじゃないかと思います。親しき中にも礼儀ありって言うし、近いから全部許されるなんてことは無いっていう反面教師にもしていきたいですよね。
なーんて、そんな過去の何とも表しがたい記憶を思い起こさせてくるゲームがあるみたいなんですよ。プロセカっていうんですけど。
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明日は早いので今日はこんなところにしておこう。また日の出前に動かねば…。
最近は一段と冷えこむ日も少しずつ出てくるようになってきましたね。さすがに夏用の布団じゃあもう心許ないか…。
寒くなってきましたし体調には気を付けていきましょう。心身ともに健康第一。