kreticent’s blog

生きるのが下手な男の手記。

ド近眼メガネ

 なんとも言えない気分の火曜日。

 程々に仕事を切り上げて一息ついていたら、外して行方を見失った眼鏡をうっかり踏みつけてしまい、フレームがぐにゃり。

 かなり久々で、長い沈黙ののちに段々と萎えてきましたが、どうしようか…。

 

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 幸いスペア(先代)の眼鏡がすぐに見つかる場所にあったのでどうにかなっておりますが、やはり裸眼の視力が絶望的に無いと、時々困ったことになりますね。

 

 私は小3で眼鏡をかけるくらい視力の悪化が早かったのですが、今となってはもう度数10くらいのレンズを使うほどの近眼(+乱視)となっております。

 どのくらい見えないの?って、もうそれを伝える手段すらわからないレベルです。

 夜に裸眼で街灯を見たら花火状態ですし、眼鏡を外して普通の文字を読めるのはせいぜい10センチ圏内くらいだと思っていただければ…。

 

 そんな感じですので、眼鏡が無かったらもう視覚障がい者と言っても差し支えないレベルですね。普通の生活はかなり難しいです。

 

 私みたいなのって、眼鏡を取り上げてしまえば簡単に困らせることが出来ます。

 よく子供の頃なんかはいたずらでそういうのありましたが、当人としては本当に死活問題で。本気で嫌がらせされたらもうどうにもならなくなっちゃう。

 幸いそういう被害に遭うことはありませんでしたが、結構なリスクですよね。これ。(本当にシャレにならんからやめてあげて。笑)

 

 ですので、本当は常にスペアを携帯するくらいに備えておくべきではある。

 例えば、出先で眼鏡を失ったら仕事なんか当然まともにできませんし、その後何とかするためにメガネ屋へ行くのだって一苦労だと思います。

 まぁ荷物増やすのダルいし、実際は家に常備しておくくらいに留めちゃいます。最近ずっと大丈夫だったから油断してたな…。テレワーク中心でよかった。

 

 そしてこのレベルの視力となると、眼鏡を作るのにも色々と制約があるんですよね。

 度数が強くなるとそれだけハイパワーなレンズが必要になるわけで。私の場合ですと、高品質な(薄型)レンズじゃないとフレームに収まる厚さにならないのです。

 値段もかなりお高くなってしまうので大体価格固定のお店(今なら眼鏡市場とか?)を利用することになるのですが、まぁそれでも結構なお値段。

 すげー軽く「眼鏡(フレーム)こういうのに替えたら?」って言われたことありますけど、それ、2万とか3万とかポンと出せよって言ってるのと大差ないですから…。

 

 フレームも実は、視力が悪すぎると選べるものが限られてくるんですよね。

 私が体験したのは、主に厚さの影響によるものです。

 

 近視の人向けのレンズっていうのは凹型で、端の方ほど厚くなる形となります。

 で、眼鏡っていろんな形があってレンズの大きさも様々だと思いますが、レンズの大きいものですと、度を乗せるために端の方の厚みが比例して大きくなります。そこが問題なのです。

 あまり詳しいことは存じ上げませんが、世に流通している加工前のレンズって一定の厚みで出回っていて、そのレンズをフレーム合わせて加工する(削る)ような形で眼鏡用のレンズが作られるのだと思います。

 なのですが、ド近眼のせいで必要な厚さが大きくなりすぎると、どうやらその加工前レンズの厚みを超えてしまうらしいんですよね。

 

 そんなわけで、今日踏んだ眼鏡を作りに行った時は、フレームの実質的な選択肢がかなり狭かったです。完全に他人の趣味で黒縁眼鏡を作りに行ったのですが、お高いフレームを含めても選択肢が数種類しか無かったですね。(結局、やや高いのにした)

 そういう事情って案外、全く聞いたことが無いって人も多いのかな…。

 同じくらい視力悪い人じゃないとそういう場面に直面しないもんなぁ。けど、好きでレンズちっこい印象キツイの選んでたわけじゃねぇんだよ、私は。笑

 

 ま、わざわざそんなこと説明するのもだるいし、適当に笑って誤魔化しちゃうんですけどね。

 

 それはそれとして、修理出してすぐ元通りになるのかなぁ…これ…。

 確か3万弱くらいしたから、さすがに作り直しは勘弁ですよ。多少の額は取られちゃうかもだけど、仕方ないですね。

 明日のお昼休みにでも近所の眼鏡屋さん行ってみようか。暑いの嫌だな…

 

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 間違っても今、このスペアを破壊してしまうと本当にシャレにならん。

 生活が普段よりちょっとだけ、おっかなびっくりな感じになっちゃいますね。笑

 

 まぁそんなこととは関係なく、明日も普通にお仕事しないといけません。

 明日でやっと週の半ば。しっかり休んで備えておきましょうか。