kreticent’s blog

生きるのが下手な男の手記。

疑念は心労の素

 お気楽な月曜日。

 お仕事で今振られている業務はそこまで無理な日程ではないため、どこかお気楽な一週間の始まり。こんな感じが続けばいいのにな。

 ですがどこかでしわ寄せが来るのが常なので油断はせず。今日も何か書いて、休めるときに身体を休めましょう。

 

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 私が「猜疑心」という言葉を初めて知ったのはFE風花雪月をプレイした時。

 そういう人、他にも結構いるんじゃないかな?って思います。

 

 調べてみると、猜疑は「何か自分に不利になるようなことをするのではないかと思って人を疑うこと」っていうような意味らしい。

 猜疑心の塊、っていう表現で登場したわけですが、もう常日ごろ他人に対してそういった疑いの目を向けながら生きている…みたいなニュアンスですかね。

 

 同じかどうかは分かりませんが、疑いの目を向けてしまうという意味では、私も似たような気はあるかもしれません。

 

 実際に人とやり取りを交わしている瞬間は特に出てこないのですが、後になってふと思い返したりした時なんかに「あれは建前だったんじゃないか」とか「実は裏ではこう言っているんじゃないか」とか、そういう妄想はしょっちゅう沸いてきます。

 私はエスパーではないので、結局のところ他人の本心というものは分かりません。そして、心に何か別のものを抱えていたとしても、人という生き物はその人に相応の能力さえあれば表面なんていくらでも取り繕うことができると思っています。

 だから、表面上のやり取りなんて100%信用できるものとは思えないのです。そうなった時に、様々な愚考が私の脳内を駆け巡ることになりますね。

 

 そんなこと言ったってしょうがないじゃないか、ってのはその通りな気がします。

 上で私が書いたように取り繕って嘘を言っているかもしれないし、そんなことは無くてありのままで振舞ってくれているだけかもしれない。どちらの可能性だってある。

 そこのところは結局、心のフタを開けてみないと判らないわけですね。いわゆるシュレディンガーの猫的なアレです。そっちの表現の方がマイナーかもしれない…

 まぁアレだ、どちらなのか可能性を論じることは出来るけれど、実際にその「個」がどの状態かということはフタを開けるまで断言できないのです。

 

 私の普段のスタイルとしては、表面上"は"基本的に全部信じるようにしています。

 本当のことかもしれないし嘘かもしれない。正直簡単に見分けられる嘘だって普通にある。昔はすぐに疑うこともありましたが、でも実際いちいち疑っていたら非常にめんどくさいし疲れますので、その場では脳死で全部信じることに最近はしている。

 しかしながら、本当に信じられるか?と言われますと、大抵の人のことは逆に信じられないですね。私は人間不信をこじらせるようなヤツですから、当然です。

 これは、私が人間関係に疲れてしまう理由の一つかもしれません。

 

 そんな私は、できることなら本当に表面を信用できる人と関わりを持ちたい。

 具体的にと言われると難しいですが、逆にNGな例としては「他人の陰口をよく言う人」や「本音と建前を上手く使い分けている人」になるのでしょうか…?

 陰口を言う人に対しては「いつか自分もこう言われるんだろうな」って思いますし、建前上手な人であれば「自分とのやり取りも建前で溢れているのかな」なんてよくない考えに及んでしまう。

 そんなだから、脳死で相手の言うことを素直に受け取れる、そんな相手とのやり取りの方が私としてはとても気が楽なので、理想はそこになります。

 

 そういう意味で、私は建前を使い分ける文化が大嫌いです。

 お世辞の類ですとか定型的な謳い文句ですとか、そういうことを当たり前のように必要とされる場面が社会に出ると普通にあるかと思います。ああいうのも本当に嫌で…。だから世渡りヘタなんだよな…

 そういうのが当たり前に必要とされる世の中ですと、他人の言う事が結局全部建前に聞こえてきてしまって、そのままの意味で素直に受け取ることがしづらくなるし、本当の意味で心を開くことができなくなってしまう。

 逆に自分の言うことがそのまま受け止められないことも往々にしてありますもんね。正直に生きていたいんだけどなぁ…なんて、昔からよく思っちゃいます。

 

 もちろん、一時的な感情にフタをしてしのぐ場面ですとか、良い空気に対してむやみに水を差さないようにすることですとか、私にとって「あるべき」取り繕いというものもあります。ですので一概に論じてしまうのは難しいところです。

 ですが、日常的に猜疑心等に駆られてしまうような暮らしは疲れてしまうから嫌なのです。だから、変に裏を読んだりする必要なんてない、本当に正直で素直な人と仲良くなりたい。気配りもできるとなお良い。…みたいな感じになるんですかね。

 本当に信頼できる人であれば、私でも疑いの目を向けることなくまっすぐに向き合えます。ま、それで裏切られて酷く心を痛めたこともありましたけどね!!

 

 そういう人間関係をどこかで作れたらいいなと思いつつ、はたして現実的にそんなこと可能なのかな?とも思いつつ、って感じですね。

 

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 もう遅いし、今日はこんなところで。

 

 なんか今日ちょっと火照っていた印象があります。水分不足かな?

 この時期って、うっかり水分補給を怠ったらそこまで無理な活動をしていなくても軽い脱水になっちゃったりしますからね。少し気を付けましょうか…。

 

 電力が不足しているだのなんだの色々言われている厳しい世の中ですが、家計的にはちゃんと健康でいることが相対的に結構な節約になります。

 体調管理にはしっかり意識を置いて、できる範囲のことをやっていきましょうか。